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euphoria

日常。記事のタイトルは執筆中に聴いてる曲です

Mirror Maru

半年近く伸ばしていた髪を切って、ボブにした。表参道を歩いてるとき、たまたま声をかけてきた美容師について行ったことがきっかけで今の美容院に通っている。カットの腕前はピカイチだし(さすが都会!と思ってる)、アシスタントはイケメンだし(これも都会だからかなと思う)、美容院行く日は毎回ウキウキなんだよね。都会はキラキラしてるから、すごいよね。心がキラキラする感じ。だからこの日もいつも通り、携帯を見るまでウキウキしてた。

 

おばあちゃんの具合が悪くなったので、家族全員でホームへ行ってるらしい。表参道から電車と車で2時間近くかかるホームへ向かった。電車は幸いにも止まらず、予定通り最寄駅に着いた。おばあちゃんのことを考えて何度も泣くのをこらえながら、迎えにきた車に乗った。部屋にはおばあちゃんの兄弟もいた。おばあちゃんは酸素をつながれて、横になってた。あぁ、とりあえず生きていて良かったな、死に目には間に合ったな、と思った。ホームの人によると、体調を崩したので、意識があるうちに来て欲しいということだったみたい。

おばあちゃんは特に悪いところがあるわけじゃなく、歩けなくなって普通の生活ができなくなったから施設に入ったのだ。まだ家にいた頃、家族でトイレに連れて行ったり、ごはんを食べさせたりしていたけど、限界がきた。一人で生活できなくなったけど、口が達者でおしゃべりが好きなおばあちゃん。いつも同じこと言うし、めんどくさいからあまり話を聞かなくなった。施設に入るようになって、ホームを転々としたり、時々入院したりを繰り返し、流石に弱ってきてあまり話せなくなってしまった。口を動かしているけど、何て言ってるのかわからなくてつらかった。おばあちゃんの目を拭いたら、ありがとうって言ってくれた。こんなことしかできなくてごめんと思って泣いた。あとは何も言えなかった、話そうとすると涙が出てくるんだもの。帰りの車の中でも泣いてた。眠れなくて、看取ったときの体験談を読んで泣いた。泣きすぎて頭痛がするのは初めてだった。どんなに悲しいことがあっても、こんなに泣いたことがないな。と言うか、そんなに悲しいことは人生でなかったんだろうなと思った。幸せな人生だ。

 

今日は仕事でホームに行けなかった。医者は月曜日にしか来ないから、容態はよくわからないらしい。でも、今すぐ病院へ連れて行くというほどではないらしい。なんか楽観的だなあ大丈夫か?と思ってしまう。きっと年は越せないのだろう。おばあちゃんは胃ろうも鼻からチューブもしていない。そんなことして生かされていてもかわいそうだと判断したから。それでも、生きていて欲しいという気持ちはある。実際に別れの時期が迫るようになって、そう思った。

 

毎日、本当にいろんなことがあるな。もう一年が終わりに差し掛かってるし、わたしも目のシワが気になるようになってきた。仕事もしたいし、遊びにも行きたいんだ。。

 

おばあちゃんがいるホームはアクセス悪くて、車じゃないと行けないんだ。なかなか行けないけど、もう少し頑張って欲しい。生きていて欲しいと思う。

 

電車の中でずっとカシミアキャットを聴いていた。今も聴いている。何も考えてないときも聴いてるけど、悲しいときは本当に心の支えになっているよ。

 

泣きそうになるからこれで終わりにしておく。